5月の住宅ローン、4月に続き固定金利上昇・変動金利据え置き、自分なら変動のまま

5月に入りました。

金利上昇がどうなったかチェックしたら、ウチが借りている銀行さんは固定金利が上昇、変動金利は据え置きでした。

優遇金利の幅も変わっていなかったので、変動金利は抑えられたままです。

固定金利は0.02%~0.15%の幅での上昇でしたが、もともと固定金利はちょいちょい上がったり下がったりしています。

今よりもずっと高い金利だったは2006年や2011年です。

それ以来、下がって上がってを繰り返し、今と同じぐらいなのが2015年でした。

これはウチが借りている銀行さんの金利の推移なので、他の銀行だと違うはずですが、ものすごく違うことはないと思います。

銀行さんは横並びにしないと顧客が減るから。

金利を上げるタイミングを間違えると金利の安いほうに一気に流れちゃうからです。

なので、今も変動金利はそのままですし、優遇金利幅も維持されています(固定金利の優遇金利幅も維持)。

全期間固定金利は4月とほぼ同じでしたが、全期間以外の固定金利は上昇しました。

変動金利はそのまま。

ウチは既に借入を開始していますが、半分は変動金利です。

スタートアップで3年固定金利を付けているので今は静観ですが、今、変動金利に戻っても固定金利に切り替えません。

確かに今固定金利にすれば、優遇を受けると1.4%~とかで行けますが、変動金利と1%ぐらい差が出ます。

それが5年なり10年なり続くと。

固定金利が上昇することこそあれ、下降する要素が少ない状況からすれば、今よりも下がる可能性はありません。

世界情勢も戦争の可能性を警鐘し、物価も上がる一方です。

心理的な負担を抱えたくない人は固定金利にすぐに変えたほうが良いですし、これから借りる人は固定金利のほうが良いです。

ウチみたいな場合は、「今のうち」に返済額を増やすか、貯金を増やします。

結局、金利上昇のリスクは返済額の上昇です。

返済額の計算は銀行にもよりますが年2回の見直しをしているところなら、年2回です。

ウチの場合は次は10月かな。

仮に今、変動金利が上昇しても、適用金利の見直しがされる10月までは影響がありません。

それなら「今のうちに繰上返済か貯金をしておく」が最適解になります。

繰上返済で「返済期間そのまま」で行けば、繰上返済した分、月々の返済額が下がります。

後は金利上昇分で返済額が増えた分をまかなえる部分まで繰上返済をするだけです。

これから「借りる!」っていう人は金利の低いところを探しまくることです。

ウチは比較はしなかったし、不動産屋さんにお任せしたのですが、これは後になって分かった話だったためです。

今から探せるなら探したほうが良いかなって思います。

一方で既に借りている人で変動金利を選択している場合は、焦って固定金利に切り替える前にいくらまで返済額が上昇しても大丈夫なのかを計算した方が良いです。

変動金利から固定金利に切り替えると、銀行や期間にもよりますが、大体1%ぐらいは上昇すると思います。

借入金額にもよりますが、数千円~、月々の返済額が増えます。

これは「変動金利から固定金利」に切り替えなくても、変動金利の金利上昇でも同様です。

金利が2%上がると、1万数千円~返済額が毎月増えます。

これが残債3500万の場合、残りの年月にもよりますが、単純に3万円以上月々の返済額が増えます。

すごい上昇幅!って感じですが、これを見込んで今から月々の返済額を増やすのも一つの手です。

ウチの場合はこのやり方をやっていて、最初から月15万(修繕積立金・管理費・固定資産税込み)を返済に充てることにしています。

これの最大のメリットは差額は貯金出来る事、その貯金は金利が上昇したときに充てることを目的に出来る事です。

全期間固定金利の場合はずっと同じですが、変動金利や一般の固定金利なら長い年月で金利が上下します。

上がる時もあれば下がる時もある、そして今は「上がりそう」という状況ではあるけれど、変動金利は「まだ、上がっていない」です。

既に借りている人とっては、難しい判断を求められるわけですが、変動金利が変わっていないのであれば、繰上返済をするか、返済用のお金を多めに貯金していくかで備えていきます。

変動金利の対象元金がいくらなのかによっても違います。

元金が1000万で残り30年なら2%の金利上昇で、1万円弱の月々の上昇
元金が2000万で残り30年なら同じ条件で、1万9千円ほどの月々の上昇

元金が3000万で残り30年なら同じ条件で、2万8千円ちょっと程の月々の上昇

現段階で固定金利にすると1%程度の上昇になるので

元金が1000万で残り30年なら1%の金利上昇で、5千円弱の月々の上昇
元金が2000万で残り30年なら同じ条件で、1万弱の月々の上昇

元金が3000万で残り30年なら同じ条件で、1万4千円程の月々の上昇

変動金利から固定金利にする場合は長くても10年ぐらいなので、その時に新たに見直しをすることになります。

月々5千円なら・・・と思う人も多いから、今は変動金利から固定金利にする人が増えているってネットに見掛けるのだと思います。

ウチは最初から固定金利が7%(優遇込みで5%)になるまでは固定金利に変えなくて良いのが、月々15万を返済に充てるモノなので、現状では固定金利を考慮する余地はありません。

一方で毎月ギリギリで返済している場合は、返済計画を再構築して、固定金利に変えてるか、変動金利のままで余剰金を増やすかを考える時期とも言えます。

「まだ」変動金利が変わっていない現状こそが重要で、今、考えて備え始めていけば、変動金利のままで行くか、固定金利に切り替えるか考えることが出来ます。

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